マレーシアの人種差別

マレーシアの、とある中華系高校生の話。

その学生の成績表は、すべての科目で、

一番いい評価をもらっていた。

将来、いい医者になることを夢見て、

必死に、毎日毎日努力した。

そして、大学受験の時期。

その学生の家は、あまり裕福ではないため、

学費の安い国立の医学部を希望していた。

国内の学生の成績ランキングで

トップだった、その彼、

なんと、たくさんある国立大学の

どこからも推薦がもらえず、受験できなかった。

理由は、

「あなたに、枠はあまっていません」

そして、

はるかに成績の悪い、マレー人学生が合格。

誰が見ても、問題は明確。

残念ながら、マレーシアでは、

これと同じ問題が、多数おき、

毎年毎年繰り返される。

もちろん、中華系の人たちは、政府に激怒。

しかし、怒ったところで、何も変わらない。

いまだ、人種差別の強い国である。

この、「学生の成績ランキング」のリストは、

おとなり、シンガポールも持っている。

そして、そのような優秀な生徒には、

「奨学金つき、生活費負担、

将来は、シンガポール人になり、

シンガポールのために働く」

などという事を条件に、

大学への入学を許可する。

お金のない、中華系マレーシア人にとっては、

大変ありがたい話であり、

なおかつ、将来、シンガポールで、

マレーシアの数倍もいい給料を貰える事は、

親孝行のスタートと言ってもいい。

国の発展のために、積極的に海外から

優秀な人材を、集める国もあれば、

自分たちの民族を守ろうと、

国の発展を後回しにする、そんな国もある。

実はこの話、10年も前の話し。

残念ながら、現在も変わっていない。

そういえば、私の旦那さんも、

「マレーシアで、マレーシア人として生活する」 

より、

「日本で、外国人として生活すること」 

のほうが、平等を感じる、

と言っていたことを、思い出した。

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