中華系の家族愛

マレーシアの、中華系の人たちは、

家族を、とても、とても、大切にする。

私の旦那さんの友達、ケントの家は、

父親のビジネスが上手くいっており、

かなり大金持ちだった。

ケントのお兄さんは、中学から、

オーストラリアへ留学し、

ケントも、兄と同じ道を歩むはずだった。

しかし、

突然の、父親の事業の失敗から、

びっくりするくらい貧乏になったため、

ケントの両親は、

家や財産を、売り飛ばしながら、

兄の、オーストラリアの学費を払った。

そんな状態だったので、もちろん、

ケントは、留学なんて出来なかった。

そのあたりから、

両親の仲がこじれ始め、

ついに、

父親は、外に女性をつくり出て行った。

それから、20年。

ケントの父親は、仕事を引退し、

昔から、国に納めていた年金を貰った。

その額、RM 400,000 ( 約 1,200万円 )。

その直後、

父親は、心臓の病気にかかったが、

大事には至らず、

手術をし、数ヵ月後には元気になった。

それからというもの、

父親は、ケント兄弟に、

お小遣いを、要求するようになった。

かなりの額の、年金を貰ったはずなのに・・・。

不思議に思ったケントは、

「 貰った年金は、どうしたのか? 」

と、父親に聞いた。

すると、

「 心臓の病気をした時、

わたしの余命は、あと半年、

と、医者から言われた。

なので、全部使い切った 」

と、言った。

毎日病院に行き、父親に付きっきりで、

看病していたケントは、

そんな事を、医者から聞いたことがない。

でた。

いつもの、ウソだ。

よーく、話を聞いてみると、

全額、女の子の店で使いきった、

と、言うではないか。

あきれて、

ものが言えない、ケント。

しかし、父親は父親。

「 両親がいなかったら、自分は存在しない。

だから、親が助けを求めたら、

サポートするのが、当然 」

そのように考える、

中華系マレーシア人は、少なくない。

そして、

兄弟で、話し合った結果、

父親に、毎月 RM 800 ( 約 24,000円 ) の、

お小遣いを、あげることに決めた。

そして、

先月の、父親のお小遣い日。

父親は、言った。

「 お前の兄さんのいる、オーストラリアに、

1ヶ月くらい、遊びに行きたい。

でも、チケットを買う金がない・・・ 」

そう、言われると、

買ってしまうのが、ケント。

そして、

今月の、父親のお小遣い日。

父親は、言った。

「 オーストラリアに行っても、

1ヶ月も、家にいたらつまらない。

まるで、

牢屋に、閉じ込められてるみたいだ。

外で、ショッピングがしたい 」

オーストラリアに行けば、

兄さんが、父親の、

全ての、面倒を見ることを、

父親もケントも、知っている。


しかし、

父親は、少しでも多く、

貰えるものは貰いたい、という人だ。

あきれて、

何も言えない、ケント・・・。

もう、

そんな親なんて、無視すればいいのに。

と、思うが、

そこは、他人の家庭。

私たち夫婦が、口出しするべきではない。

これが、中華系の「 家族愛 」というものなのか。

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