世界で2番目に美味しいコーヒー

私の旦那さんのおじいさんは、

遠い昔、夢を持ち、

中国大陸から、マレーシアへやってきた。

そして、

マレーシアのペナンに住む、

お金持ちのイギリス人に雇われ、

イギリス人シェフの手伝いや、

運転手の仕事をしていた。

長い間必死に働き、お金を貯め、

イギリス人シェフから直接学んだ

コーヒーの入れ方を、

マレーシアの気候に合うよう、

自己流にアレンジし

小さな小さな、コーヒーショップを始めた。

後に、義父が生まれ、

お店を手伝うようになった。

なので、義父は、

すごく美味しい

コーヒーの作り方を知っている。

今も、ペナンにある

そのコーヒーショップは、

特別な方法で、コーヒーをいれる。

コロナの前、義理の両親と一緒に

ペナンへ行った際、

その小さなコーヒーショップで飲んだ

コーヒーは世界で一番おいしかった。

現在、KLに住む義父には、

特別な道具がないため、

お店と全く同じ方法では出来ないが、

出来る限り、その味に近いものを

スーパーで買える、

身近な材料で作ることが出来る。

義理の両親の家で、

ご飯をご馳走になった後、

義父は、私達夫婦に、

毎回、丁寧に入れてくれた。

しかし、

義父が、病気で倒れた後、

医者から

コーヒーを止めるように言われた。

すると、

自動的に、家にコーヒーを置かなくなり、

私達夫婦に、作ることがなくなった。

その義父のコーヒーは、

今流行りのカフェより、

断然、美味しかった。

私は、旦那さんに言った。

「あんなに、美味しい

コーヒーが飲めないのは、非常に残念だ。

ぜひ、あなたの家の歴史として、

お父さんのコーヒーを引き継いでほしい」

それは、

義父が、亡くなった後の事を

意味しているので、

旦那さんは、義父に安易にレシピを聞けない。

中華系の人たちの間では、

「死に関すること」 は

話題に上げてはいけない事の中の、ひとつ。

残念でならない。

毎日読んでくれてありがとう。

にほんブログ村 海外生活ブログ マレーシア情報へ
にほんブログ村

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)