マレーシアの賄賂

ちょっと前の話しになるが、

私達夫婦は、旦那さんの友達の運転する車に乗っていた。

信号が黄色から赤になりかけた、その瞬間に交差点を通過。

すると、突然、

「 あーーーーー! やっちゃったーー!」

と、運転手のジェイソンが言った。

「 何なに? どうしたの?」

「 警察がいた・・・ 」

数十メートル先で、

若い警察官が、彼の運転する車を、脇へよせろと合図した。

はー。 

罰金は、通常RM 300。( 約 9,000円 )

とんでもない大金だ。

ジェイソンが、運転席の窓を開けると、

サングラスをした中年の警官が登場。

「 だめだよー、君。信号無視だね。 

 赤は渡っちゃいけないこと、知ってるだろー? 」

「 はい。 本当にすいません 」

と、免許証を警察官に手渡した。

「 罰金って、いくらですか? 」

「 RM 300 だな 」

「えー。 そんなに、高いんですか?

 高いなー。高いなー。・・・。

 何か、安くする方法、ないかなー?」 

そう言いながら、彼は、

ちらっと、警察官を見た。

「 いくらだったら、払えるんだい? 」

「 RM 50 は、どうでしょう 」

「 残念だけど、君の名前をこの違反リストに書くようだね 」

「 じゃあ、RM 100 で 」

「 ・・・。  OK 」

そして、

警察官は、ジェイソンに免許証を返した。

彼は、財布からRM 50 札を2枚取り出し、

小さく折り、今返ってきた免許証の下に隠し、警察官に差し出した。

すると、警察官は、一応まわりを確認してから受け取った。

おー、これか! と、感動している、私。

かれこれ、2人が、

安っぽいドラマを繰り広げている時間はたったの3分。

その間に、違反をした車が、どんどん脇へよせられる。

すごい。

すごすぎる。

この、警察官たちは、これで、いくら稼ぐのだろう?

みんなも、このような下手な芝居をしているのだろうか?

1時間後。

食事を終えた私たちは、同じ道を通ったが、

既に警察の取り締まりはやっていなかった。

きっと、今日のノルマは十分稼いだのだろう。

払う側も問題だが、もらう側も問題。

マレーシアでは、これが当たり前に行われている。

いつも応援ありがとうございます。

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2 COMMENTS

マミ

コメントありがとうございます。見たくてもなかなか見れない瞬間でした。
これからも応援よろしくお願いします。

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